制御盤とは?制御盤の役割と、最短で電気制御を理解する方法
制御盤とは何か?
- 制御盤についての考え方・役割、
- 電気制御や制御盤を最短・最速でマスターする手順
を動画で解説しています。
制御盤とは?
制御盤とは、機械を機械屋さんの思った通りに
動かすためのものです。
制御盤は、大まかにいって動力回路と制御回路の2つの部分に分けられますます。
動力回路とは?
動力回路とは、制御盤のマグネットスイッチやインバーターなどを介して
機械の各動力部(モーター・ヒーターなど)に電気を供給して動かす為の回路です。
制御回路とは?
制御回路は、様々な入力信号を受け取って、
(たとえば機械の状態を検知するセンサーや制御盤のスイッチ、)
機械を動かす為の条件付け=制御回路を介して
動力回路のマグネットスイッチやインバーターを
意図したタイミングで動かす為の回路です。
制御回路は、単相を使用します。
例えば、3相200Vの電源を使用する場合、
動力回路は3相200V(一般的にR・S・Tと呼ばれています。)
制御回路は、一般的にはこのうちのRとSを使用します。
(感電に対する安全性を高める為、電源装置で直流24V等に
変換することもあります。)
一般的にはSは、各機器の電源部に接続されて、
R側に様々な機器のa接点・b接点を挿入することで、制御を行います。
制御晩の役割
□様々な入力信号
↓
□制御回路で処理
↓
□制御回路が動力回路を動かす。
↓
□その結果、意図した通りに機械が動く。
今回の話は概念だけ、イメージで捉えておいて下さい。